エラーの前に自動バックアップのご説明から
Android用パスワード管理アプリ、SIS-パス管理の解説記事です。ここではSIS-パス管理や自動バックアップ機能自体の説明は省略いたします。
自動バックアップが失敗した場合やエラーが表示された場合にご参照ください。以下、発生し得るエラー内容とその解説を記載いたします。
エラーの表示場所について
自動バックアップ時にエラーが発生した場合は、画面最上部の通知領域にSIS-パス管理の通知が追加されます。その通知から、エラーの詳細を見ることができます。
ただし、ユーザーご自身の手によって「アプリの通知を表示しない」設定にしている場合は、エラー内容を見ることが出来ません。その場合は通知を許可していただくか、以下のエラー詳細を1つひとつご確認ください。
「〇〇は使ってないのにエラーが出るんだけど?」
例えば、「OneDriveは全く使っていないのに、自動バックアップのエラーにOneDriveが出てくる。」という場合は、SIS-パス管理の自動バックアップ設定をご確認ください。
- 「保存先の設定」に含まれていないか確認
- メニュー最下部の「自動バックアップのエラー状態を解除する」をタップ
の操作にて改善いたします。問題が続きます場合は、お手数ですがメールにて詳細をご連絡下さい。
エラー詳細
00:事前準備に失敗しました。時間を置いて再度実行してください。
対象:内部ストレージ/Google Drive/Dropbox/OneDrive
OSの処理遅延など、一時的な問題です。時間を置いて再度実行してください。
01:タイムアウトしました。時間を置いて再実行してください。
対象:内部ストレージ/Google Drive/Dropbox/OneDrive
OSの処理遅延の場合があります。時間を空けてから再実行してください。
クラウドストレージへの保存の場合は、ネットワーク環境が悪いことが考えられます。機内モードになっていないか、ネットワーク強度が強いかなどご確認ください。
02:完了確認処理にエラーが発生しました。時間を置いて祭実行してください。
対象:内部ストレージ/Google Drive/Dropbox/OneDrive
OSの処理遅延の場合があります。時間を空けてから再実行してください(01と同じ対処ですが、発生個所が異なります)。
03:指定したストレージへのファイルコピーに失敗しました。ファイルの保存先指定をご確認ください。
対象:内部ストレージ
このエラーが発生する場合は、自動バックアップに限らず、内部ストレージへのバックアップを行う準備が整っていない可能性があります。
OSのアプリ設定で「ストレージ」アクセスが許可されているかご確認ください。
SIS-パス管理の設定→「SIS-パス管理のデータのバックアップと復元」→「保存先設定(上級者向け)」を変更してご確認ください。
04:アカウントの認証を確認してください。
対象:Google Drive/Dropbox/OneDrive
各クラウドストレージは、定期的にログイン状態が解除されてしまいます。
クラウドへのバックアップの場合、各クラウドサービスにログインが出来ている状態が必要です。
このため、エラーが発生した場合は手動でのクラウドストレージバックアップのメニューから、該当のクラウドストレージのアカウント認証を完了させてください。
05:SisPassMgrフォルダーの作成に失敗しました。手動でのバックアップ操作を一度実行してください。
対象:内部ストレージ/Google Drive/Dropbox/OneDrive
このエラーが発生する場合は、自動バックアップに限らず、内部ストレージへのバックアップを行う準備が整っていない可能性があります。
OSのアプリ設定で「ストレージ」アクセスが許可されているかご確認ください。
SIS-パス管理の設定→「SIS-パス管理のデータのバックアップと復元」→「保存先設定(上級者向け)」を変更してご確認ください。
06:ファイルのアップロードに失敗しました。時間を置いて再実行してください。
対象:Google Drive/Dropbox/OneDrive
クラウドストレージへのファイルアップロードに失敗したときに発生します。ネットワーク環境などをご確認の上、時間をあけて再度実行してください。
上記以外のエラーが発生したら?
この記事で紹介しておりますエラー以外にも、細かなエラー分岐を行っております。もし上記に記載がないエラーが発生しました場合は、お手数ですがエラー画面のキャプチャをメールにてご連絡いただけたら幸いです。
ユーザー様の個別環境に合わせてサポートいたします。何卒よろしくお願い申し上げます。