2020年6月5日金曜日

【公式】SIS-パス管理の自動バックアップがキャンセルされる問題について

自動バックアップのキャンセル(その後未再現)

6月2日より、定期購入が自動的にキャンセルされてしまうご利用者様が8件発生しております。

アプリ提供元(=私ども)は、アプリに対するご購入情報はGoogle社のサービス「Google Play Console」の画面にて確認ができます。通常では定期購入がキャンセル(解約)されます場合は、「注文履歴」に「キャンセル中」の履歴が残りますが、この履歴が残らずに自動的にキャンセルになってしまっているものもございました。

全体の95%以上は問題なく継続ご利用中

6月3日以降も様子を見てまいりましたが、問題が発生しているのは6月2日~3日のみであり、これ以降は特に問題がある注文履歴は確認できておりません。

上記8件のご注文以外は問題がなく、95%以上の方は継続してご利用いただけている状況です。

Google社に問合せ中です

勝手にキャンセルになってしまう問題について、Google社のチャットサポートにて質問し、現在調査いただいている状況になります。

ご不便おかけいたしますが、情報アップデートをお待ちください。

1つ見つけました共通点(→無関係でした)

定期購入が勝手にキャンセルになってしまっております購入番号の中身を確認しております。

その中で1つ気が付いたことがあります。Google社からの回答前でございますが、何等かの関係があるのではないかと考えられます。

購入元の場所の情報が「JP」しか無い購入についてはキャンセルされている

Google Play Consoleで確認できます購入情報の中で、ご利用者様の情報が確認できるのは「場所」の情報のみになります。機種名なども何も情報は開示されておりません。

この「場所」の情報は購入情報毎に記載レベルが統一されておらず、

  • 「JP」まで
  • 「JP」+「郵便番号」まで
  • 「JP」+「郵便番号」+「都道府県条件」まで

のように複数のパターンがございました。

いままでは「JPまで」の購入も問題なくお支払いステータスまで完了しておりましたが、6/2以降、「JPまで」の購入情報についてはのきなみ「キャンセル」されているようです。

定期購入についてはGoogle社によって利用規約が定期的に変更されておりますため、ご購入者としても情報の入力がある程度のレベルまで求められるのかもしれません。

Google社からの回答を待ちたいと思います。

上記については特に本件とは関係ないのかもしれません。正常にご利用者様の意思で「解約」されました場合でも、キャンセル成立後は場所の表記が「JP」のみに変わることがわかりました。

Googleサポートからの回答

以下の回答をいただきました。その後も「クレジットカードの有効期限や支払い上限などはご確認いただいている。他に原因はないか。」というやりとりをしましたが、回答としては「前回のご案内通り~」という回答まででした。

以下の文面は、Google Play Developer Supportよりいただいたメールの本文をそのままコピペしたものになります。

Googleからの回答メール本文

デベロッパー様

この度はチャットにて Google Play デベロッパー サポートにお問い合わせいただきありがとうございます。

お問い合わせいただいたキャンセル済みの注文が表示されている件につきまして、ご連絡いたします。

販売者様の記録によりますと、以下のことが原因でこれらの注文がキャンセルになった可能性がございます。

まず、ご自身が Google Payments の販売者として保護されているかどうかをご確認ください。一部の取引は、不正な行為や不審な操作から販売者様を保護するためにキャンセルされた可能性がございます。不正防止について詳しくは、ヘルプセンターの次のリンクをご覧ください。

https://support.google.com/payments/merchant/answer/7159352

また、購入者のお支払い方法が無効(クレジット カードの有効期限が切れている、キャリア決済額の上限に達しているなど)であることが原因でキャンセルが発生する場合もございます。この場合、購入者が販売者様からアプリまたはアプリ内アイテムを購入するには、別の有効なお支払い方法を使用する必要があります。また、こちらの原因はユーザー様の個人情報になりますので、デベロッパー様に公開できかねる部分がございます、あらかじめご了承ください。

さらに、購入者または販売者様の Google Payments に関する問題がキャンセルの原因となっている場合もございます。Google ではできるだけ早く問題を検出して解決するよう努めておりますが、これらの問題によってダウンタイムが発生する可能性がございます。ご不便をおかけいたしますが、何卒ご了承くださいますようお願いいたします。

Google では、取引ごとの詳細情報を提供することはできかねますが、以上の情報がキャンセル理由を特定するお役に立てば幸いです。なお、今後の取引を成立させるために、デベロッパー様の側でなんらかの手続きを行っていただく必要はございません。

他にご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

何卒宜しくお願いいたします。

Google Play Developer Support
XXXX

デベロッパーからはこれ以上の調査が出来ません

Googleからの正式回答が上記となり、これ以上の調査が出来ない状況です。ご不便おかけいたします。

もし自動バックアップが勝手にキャンセルされてしまっております場合は、まずはアプリ設定のサポートよりご連絡ください。また、念のためお支払い手段についてご確認をお願い致します。

2020年6月3日水曜日

【解決済み】SIS-パス管理がPlayストアから削除されました

状況について

まず状況を端的に説明させていただきます。まずは早く皆様にご連絡いたしたく、読みにくい記事となり申し訳ありません。見た目や文章は別途・随時修正いたします。

6/4 11:00経緯更新。Playストアにてダウンロードいただけます。ご不便をおかけいたしました。

経緯

  • 日本時間6月3日15:15に、Googleより「SIS-パス管理」をPlayストアから削除したと通知を受けました。
  • 原因は「広告配信サービスAMoAdがGoogleの新しい規約に違反している」「そのサービスを利用しているアプリも削除する」というものでした(図1)。
  • 続いて、その約4時間後の19:01に、AMoAdより「アプリに組み込んでいるサービスのアップデート依頼」の連絡が来ました(図2)。
  • 21:00現在、AMoAD SDKを最新バージョンにし、ストアに登録申請いたしました。
  • 6月4日 11:00に、Google社よりアプリ承認+ストア公開のご連絡をいただきました。

図1: Google社からの削除通知(重要部分)


図2: AMoAd社からの通知


Google社にはわずか14時間で対応いただけました。この状況下の中、頭が下がります。

まずは今回受けましたことを受け止め、広告配信サービスの利用など含めて再検討いたします。

アプリ自体の安全性について

今回問題となっておりますのはAMoAd社のSDKのみでございますため、SIS-パス管理のアプリ機能自体には問題ないことを確認しております。

再公開の時期について

6月4日11:00、Google社よりアプリ公開完了の通知をいただいております。ご不便おかけいたしました。

アプリが削除される前はPlayストアにて「パスワード 管理」で検索いただくと(ありがたりことに)トップに表示されておりましたが、公開再開後は4~5位まで低下してしまいました。

再び皆様の目に触れる機会を増やせます様、継続したサポートを行ってまいります。何卒宜しくお願いいたします。